コロナ禍により今まで以上に手洗いの回数が増えた家庭も多いはず。
これまで我が家ではプッシュ式のハンドソープを使っていましたが、衛生的ではないし、何よりも手洗いの度に毎回プッシュするのが面倒。
そこで自動で泡が出るタイプのディスペンサー「Umimileソープディスペンサー」を導入しました。
Umimileを使い始めて半年が経過したのでレビュー記事として紹介したいと思います。
手洗いを自動化して快適にしたい
新型コロナウイルスの影響により今まで以上に手洗いの回数が増えました。
外出先から帰ったらまず手洗いするのは当然ですが、買い物の品物や郵便物など「誰が触ったか分からない物」に触れたら手洗いをするように徹底しました。
その結果、今までの倍くらいの頻度で手洗いをするようになりました。
そこで改めて思ったのが以下のこと。
- 手洗いの度にプッシュするのが面倒
- プッシュ部に触れるため衛生的ではない
- 残量が分からない
- 詰め替えが何かと面倒
とにかく快適に手洗いを済ませたいのが本音。
そこで、前から気になっていた自動で泡が出るタイプのソープディスペンサーを導入しました。
手をかざすだけで泡が出る
動画を見てもらったほうが分かりやすいと思いますのでまずはご覧ください。
吐き出し口に手をかざすと赤外線センサーが反応して泡ができます。
その間なんと0.25秒。
センサーの感度は素晴らしいです。
こういった類の製品にありがちな
- センサーの反応が遅い
- センサーが位置によって反応しない
などセンサーの感度に関する難点も、「Umimile ソープディスペンサー」はクリアしています。
また、どこにも触れずに手洗いができるのも大きなメリット。
というのも、プッシュ式のハンドソープの場合、物理的であるがゆえに家族全員が共有するとなると衛生的とは言えません。
なかには外から帰ったらなるべく家のモノにも触れたくない方も多いはず。
こうした衛生面に対応できるのも、非接触型の良いところと言えます。
センサーにより吐出量は2段階
「Umimile」の特徴のひとつとして、赤外線センサーに手をかざす位置によって泡の吐出量を調整できます。
本体側面に「少」と「多」と表示がされており、この位置で手をかざすと出る泡の量が変わります。
まずは「多」から。
続いて「少」。
吐きだし口に手をかざしたとき、「ヴィーン」と稼働音の長さに違いがあるのが分かると思います。
吐き出された泡の量は、
泡の量
- 少:0.6g
- 多:1g
公式では「少」は子供、「多」は大人に適していると記載されていますが、大人でも「少」で十分です。
USB充電式で電池が不要
付属の「micro USB電源ケーブル」を使って充電するので「乾電池」は不要です。
本体背面の防水栓を外し、「micro USBポート」へケーブルを挿し込んで充電します。
従来モデルは乾電池式でしたが、本製品はUSB式の充電を採用。
電池切れによる交換作業がないので使い勝手は良いです。
ただ、個人的に以下2つのことが気になりました。
- ケーブルが短い
- 電源アダプタが別途必要
付属の「micro USB電源ケーブル」が思いのほか短いです。
ですから、充電の度にコンセント近くへ移動させる必要があります。
また、コンセントへ挿す電源アダプタが付いていません。
スマホの電源アダプタでも代用できますが、ユーザーによっては併用したくない方もいるはず。
そうした場合は別途用意する必要があります。
本体が満充電するまで2~3時間。
1回のフル充電で4000回使えます。
家族の人数や頻度にもよりますが、充電する機会は年に数回程度だと思われます。
壁掛けも可能
スタイリッシュに見せたいなら壁掛けも可能。
付属品の「壁掛けフックA」を本体側、「壁掛けフックB」を壁側へ貼り付けて使います。
イメージとしてはこんな感じ。
壁掛けしたい位置へ「壁掛けフックB」を貼り付けます。
壁掛けするとそれなりにおしゃれに見えます。
ただ、壁掛けで懸念されることは3つ。
- 粘着部が汚れる
- 電源ON/OFFがしにくい
- 充電が難しい
粘着部が汚れる
一度壁掛けをしてみましたが、粘着はそれなりに強いです。
ですから、長期間使用により壁側へ粘着物が付着する可能性があります。
実際に「どの位の期間」「どの位の粘着物が付くか」は未知数ですが、おそらく跡が付くことが予想されます。
我が家は賃貸なため、壁掛けに抵抗があります。
そこで本体下へ珪藻土コースターを敷き、据え置きにして使っています。
水垢対策にもなります。
100均に行けばちょうどいいサイズの珪藻土コースターがあるので、あなた好みにカスタマイズしてみてみるのも良いかもしれません。
※ちなみに旧モデルは珪藻土コースターが付いています。
電源ON/OFFがしにくい
本体上部にタッチ式の電源ボタンがあるため、壁掛けする位置によってON/OFFがしにくくなります。
とはいえ、半年ほど使っていますが常にONの状態なので、もしOFFにしたいのであれば壁から外せばいいだけの話。
充電が難しい
充電ケーブルを付けた状態で壁掛けができません。
ですから、壁掛けした状態で充電するのは難しいかと思われます。
「壁掛けフックA」を貼り付ける位置は一応決まってはいますが、本体正面に対し側面に貼り付ければケーブルが壁側へ接触せずに済みます。
要は「壁掛けフックA」を貼り付ける位置によって、壁掛け充電は可能と言えば可能。
注意点として「壁掛けフックA」は粘着質がかなり強いので、貼り直しが難しいです。(私の場合は無理でした。)
どこに貼り付けるかよく検討してください。
洗剤の入れ方は超簡単
洗剤の入れ方は超簡単。
本体の上下を持って「クル」ッと回すとこんな感じで外れます。
あとは洗剤を注いで閉めるだけ。
タンクの容量は300㎖。
液剤の残量も確認可能。
詰め替え用の洗剤について取説に補足説明があります。
・本品は泡タイプのディスペンサーです。
泡タイプのディスペンサーには「泡ハンドソープ」がおすすめです。
・液体石鹼を希釈せずにそのまま使用すると本体内のパイプが詰まってしまう原因となります。
液体石鹼を利用する際は2~8倍に希釈してからよく混ぜてご使用ください。
一応、液体洗剤も使えるようですが、2~8倍に薄めて使う必要あり。
原液のまま使用すると、パイプ詰まりの原因になります。
詰め替えには泡タイプのハンドソープを使えば間違いないでしょう。
保証期間は半年間
保証期間はお買い上げ日より6ヵ月。
保証期間内であれば、説明書の注意書きに従った正常な使用状態のもとで、万一発生した故障については無償対応してくれるとのこと。
以下の場合において発生した故障は対象外。
- 本説明書の注意事項に従わなかった場合。
- 誤った使用方法、および不当な修理や改造による故障・損傷。
- 納品後の衝撃・落下・浸水。
- 火災・塩害・ガス害・異常水圧・異常水質・および地震・風水害・その他の天災地変による故障・損傷。
- 保証書のご提示がない場合。
- 保証書に未記入、あるいは内容を書き換えられた場合。
旧モデルと比較
現行モデル (W2-DIS-X2 ) |
旧モデル (W2-SDIWM3010-WH ) |
|
容量 | 300㎖ | 250㎖ |
設置方法 | 据え置き+壁掛け | 据え置き |
充電式 | USB式充電 | 乾電池 |
特徴 | センサー位置により吐出量を2段階に調整 | ボタン長押しにより吐出量を2段階に調整 |
防水規格 | IPX5 | IPX3 |
現行モデルと旧モデルの違いは上記の通り。
容量や充電式に違いはあるものの、製品としての機能は同じ。
旧モデル
旧モデルは据え置きに特化しており、転倒しにくいようなデザインをしています。
例えばお子さんが手洗いをする際、据え置きにすることによって転倒する恐れがあります。
そう考えた時に現行モデルを据え置きで使うのは危険ですし、破損・故障の可能性があります。
据え置き前提に使うなら旧モデル、壁掛けも視野に入れるなら現行モデルがおすすめ。
コンパクトでどこにでも置ける
高さは21㎝。
500㎖のペットボトルとほぼ同じ。
実際に設置する場所にペットボトルを置くとイメージし易いと思います。
底面は7cm。
上面は9.2㎝
片手で持ち運べるくらいコンパクト。
防水対応なので洗面所、キッチン、お風呂場など水が飛び散る環境に置いても問題なし。
手洗いがとにかく楽になった
「Umimileソープディスペンサー」を導入したことで、手洗いが劇的に楽になりました。
昨今の状況により頻繁に手洗いをするようになりましたが、プッシュ式だと物理的に押す必要があり毎回ストレスでした。
それが手をかざすだけで泡が出てくるので、今までのストレスが嘘のように解消されました。
これから先、手洗いは今まで以上に生活と密接になると思います。
もし今、手洗いにストレスを感じているなら今すぐにでも導入すべきです。
「何でもっと早く導入しなかったんだろう」と必ず思うはずです。