我が家ではシングルベッド2台を横並びにしていますが、気になるのがマットレスとマットレスの「隙間」。
この隙間が原因で「子供が怪我をしたり」「睡眠が阻害されたり」「物が落ちたり」といったことがありました。
そこでマットレスのあいだを埋めることができる「kurevy隙間パッド」を購入しました。
半年ほど使い込んでみたのでレビュー記事として紹介したいと思います。
ベッドの隙間をなくしたい
隙間パッドを導入したきっかけは以下のとおり。
- 子供の安全を考えて
- 熟睡できない
- 物が落下してしまう
導入の決め手となったのが子供の安全性を考えてです。
我が家ではシングルベッド2台を横並びにして配置してます。
当時2歳の我が子がベッドのうえではしゃいでいたとき、隙間に足を挟んで転倒し、壁に頭を打ちつけてしまうことがありました。
大事には至らなかったのですが、それ以降もベッドのうえでしゃぐことが何回もあり、そのたびに戦々恐々としていた記憶があります。
それ以外にも「睡眠が妨げられる」こともきっかけのひとつです。
子供を真ん中にして川の字で寝ているとはいえ、就寝中に子供が妻にくっ付くため、妻がど真ん中で寝ることも度々あります。
するとマットレスとマットレスのあいだの隙間がどんどんと広がってしまいます。
この隙間が原因で非常に寝にくいため、熟睡できないとのこと。
また、ベッドのあいだから物が落下してしまうこともあります。
- スマホ
- 眼鏡
- 照明のリモコン
- ハンドクリーム
- etc.
我が家の場合は上記の物がベッド上に散乱しており、紛失することが度々あります。
「スマホ知らない?」と聞いても知らないと言われ、探してみると大概ベッドの下に落ちています。
落下する度に重いベッドを動かして拾い、またベッドを戻す、この作業が非常にストレス。
しかもベッドの下は埃まみれで、拾ったものが汚くなってしまうことも。
最悪の場合は「めんどくさいから放置しよう」なんてこともありました。
何かしら対策が必要なことと、妻からの「早く何とかして」という圧力によって隙間パッドを購入したわけです。
kurevy隙間パッドにした理由
kurevy隙間パッドにした理由は2つ。
選んだ2つの理由
- 洗えるタイプが欲しかった
- ブランドに惹かれて
妻からは「洗うことができるタイプ」が条件として挙げられていました。
というのも、子供は汗をかきやすく、すぐに汚れてしまうため、容易に洗うことができるタイプが欲しかったそうです。
類似品のなかには洗濯カバーが付いていないタイプも存在し、常に清潔に使いたいというユーザーにとっては不便。
kurevy隙間パッドは洗うことができます。
厳密には洗濯カバーのみ洗うことができ、なかのウレタンパッド自体は洗うことができません。
とはいえ、洗濯できる、できないとでは衛生面では全然違います。
洗濯方法は至ってシンプル。
「洗濯カバー」と「固定ベルト」を洗濯ネットに入れて洗うだけ。
なかのウレタンパッドは特性上、洗うことができないため、風通しの良い場所で日干しする必要があります。
ちなみに同じ「kurevy」からは少し大きめの30㎝幅の隙間パッドが販売されていますが、こちらには洗濯カバーが付いていません。
「洗濯カバーを取るか」「パッドの幅を取るか」よく考えて購入を検討してみて下さい。
30㎝幅
2つ目の理由としてはブランド力に惹かれてです。
Amazonではkurevyというブランドの隙間パッドが人気なのを知りました。
kurevyというブランドを調べてみると、「ナイトウェア」いわゆるパジャマのブランドだそうです。
「高級ナイトウェア」という位置づけで、シルクの素材を使っていることがこのブランドの売らしいです。
ですから隙間パッドの「素材にもこだわりがあるのでは」と期待して購入したのもきっかけのひとつです。
この類の製品は「クッション性があって、なんとなく気持ちいい」というぼんやりとしたユーザー体験がありがちですが、
実際に購入した「kurevy隙間パッド」に触れてみると「肌触りが気持ちいい」のひとこと。
洗濯カバーには「起毛素材」を使用しており、シルクをちょっと粗くした感じの肌触りがします。
この辺りはブランドとしての特性が生かされているのかなと思いました。
これなら赤ちゃんや幼児の肌にも負担が少ないのも納得できます。
ちなみに育児雑誌「ひよこクラブ」で取り上げられたこともあり、SNSでも注目されている隙間パッドらしいです。
やっぱり人間、こうした口コミや知名度には弱く、購買意欲をそそられたのも事実です。
ただデメリットとしては半年ほど使っていると、素材の劣化により若干肌触りが悪くなってきます。
こればかりはどうしようもありませんね。
洗濯カバーだけでも購入できれば良いのですが・・・。
kurevy 隙間パッドを使った感想
隙間が埋まって問題が解消された
一番の心配事だった「子供の安全」もマットレスの隙を埋めたことにより解消されました。
前述したように、以前子供がマットレスのあいだに足が挟まり、転倒して頭をぶつけることがありました。
隙間パッドを導入してからは、足が挟まるといったこともなくなり、ケガのリスクを極力減らすことができました。
ちょっとした隙間でも、小さな子供だと大けがになりかねません。
マットレスでよくはしゃぐお子さんであれば導入を強くおすすめします。
隙間パッドを導入してからはストレスなく眠れるようになりました。
前述したように、マットレスの隙間が原因で睡眠の質が下がってしまい「熟睡できない」なんてことが度々ありました。
隙間パッドであいだを埋めたことにより、背中に感じる違和感もなくなり、以前よりもストレスなく眠れるようになりました。
また、マットレスの隙間から落ちていたスマホやリモコンも、隙間パッドを導入してからは落ちなくなりました。
スマホのような細い物は落ちやすく、落下のたびに重いマットレスを動かして拾うのもまたひと苦労。
そんな経験誰しもあるはずです。
隙間パッドを入れてからは物が落下したり、紛失することもなくなりました。
ウレタン素材で快適
本来の目的はベッドの隙間を埋めるということですが、快適な睡眠を得るにはパッドの素材も重要。
「kurevy隙間パッド」の素材はウレタン。
ウレタンといってもメーカーによって「軟らかめ」「普通」「硬め」などさまざまですが、kurevy隙間パッドは「軟らかめ」です。
パッドのうえで寝転ぶ程度だとほどよく沈みます。
ですから、寝返りを打ったとしてもほどよく反発するため、寝心地の悪さは特に感じません。
公式によると
隙間パッドを取り扱っている20社以上の工場からサンプルを取り寄せ、
国際品質基準をクリアしている選りすぐりの1社でのみ製造を行なっております。
kurevyの隙間パッドはウレタンの形成にじっくりと時間をかけ、
復元率98.6%を超える品質の製品のみを販売しております。
要はウレタンに圧力をかけたときに、元に戻りやすく「へたりにくい」ということです。
半年ほど使っていますが、沈むことはあっても成形すればある程度の形には戻るので、「へたりやすい」といったことは今のところ感じていません。
起床後は写真のように沈んでしまいますが、これはクッション性がある証拠。
体に合わせて沈んでいるのでパッドの「段差が気になる」といったこともないです。
「パッドが沈む」という否定的な口コミを見かけますが、この「沈み」を吉と捉えるか、凶と捉えるかはユーザー次第ということですね。
固定ベルトでズレない
隙間パッドは固定ベルトでズレる心配はありません。
類似品のなかには固定ベルトが付いていない物も存在し、使用する度にパッドがズレたり、外れたりしてしまいます。
「kurevy隙間パッド」には固定ベルトが付属しています。
付属の固定ベルトでガッチリと締め付ければ、どんなに寝相が悪くても外れるといった心配もありません。
固定ベルトが緩い場合はアジャスターで締め付けをキツくすることも可能。
締め付けが強すぎると頭方向にパッドが持ってかれますが、足元部分のこの隙間はそこまで気になることはないです。
また、隙間パッドの構造もT字になっており、これもズレにくい構造のひとつと言えます。
実際に設置してから洗濯するまでのあいだ(1ヵ月間)は一度も外れませんでした。
取り付けはちょっと面倒
取り付けはちょっと面倒です。
マットレスを下に動かして、頭側に少しすきまを作ります。
隙間パッドをマットレスの間に挟みます。
マットレスを横から押して、マットレスをどうしをしっかり寄せます。
バックルをスタート位置として、ベッドに沿って固定ベルトを置きます。
固定ベルトを写真のようにL字に沿うように長さを調整します。
この長さ調整がかなり面倒です。
何回やっても短くならず、ここで結構時間が経ってしまいました。
固定ベルトをベッドの外周に沿うようにして置きます。(固定ベルトがベッドと同じ長さになる)
写真だとユルユルになっていますが、あとでアジャスターで長さ調整するので問題なし。
接続バンド(頭・足元)に固定ベルトを通します。
ベッドの頭方向の右うえから反時計回りに固定ベルトを取り付けていきます。
このときねじれていないかチェックしながら取り付けます。
グルっと一周したら、アジャスターでグッと締め付けて完成です。
横から見た写真です。
正面から。
写真を撮りながら取り付けたので30分くらい掛かりました。
早い人なら15分くらいでいけるかもしれません。
サイズ選びについて
固定ベルトは10メートルになりますので、マットレスを横並びにしたときの外周が10メートル以内であれば使用することができます。
シングルサイズとその他サイズを横並びにしたときの外周は以下の通り。
ベッドサイズ | 外周 |
シングル+シングル | 778㎝ |
シングル+セミダブル | 824㎝ |
シングル+ダブル | 864㎝ |
シングル+クイーン | 904㎝ |
シングル+キング | 944㎝ |
上記表のように「シングル+その他サイズ」ならほぼ使えますが、「クイーン+クイーン」など外周が10メートルを超える場合は不可です。
我が家の場合はシングル+シングルを横並びで使っていますが、問題なく使えています。
明らかに厚みのないマットレスだと、固定ベルト自体がうまく巻けない可能性があるので、そのあたりも考慮する必要があります。
パッドの長さについて
「kurevy隙間パッド」の長さは195㎝に設計されており、一般的なマットレスのサイズ(長さ195㎝)と同じ長さです。
長さに関してはほとんどのマットレスサイズに合います。
なかには「無印のマットレスに合うのか?」と検索されているユーザーも多いようですが、無印のマットレスも奥行が195㎝に設計されているため問題なく使えます。
ただし、子供用マットレスや大きいサイズのロングマットレスですと、パッドはみ出てしまったり、寸足らずにより隙間ができてしまいます。
パッドの厚みについて
パッドの厚みは10cm、挟む部分は8㎝に設計されています。
我が家のマットレスは厚みがかなりありますが問題なく使えます。
違うメーカーでマットレスを揃えている場合、厚みの違いによって段差ができてしまう場合があります。
段差ができている状態だとパッドが斜めってしまうため外れやすくなる可能性があります。
できることなら同じメーカー(厚み)のマットレスで使用するのがベスト。
kurevy隙間パッドはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 子供の安全を考えたい
- 隙間を埋めて熟睡したい
- 隙間から物を落ちるのを防ぎたい
- 洗濯カバー付きがいい
購入した一番の理由は「子供の安全性」でした。
隙間パッドを導入したことにより、子供の足がマットレスのあいだに挟まることもなくなりました。
また、以前よりも「熟睡できたり」「物が落ちなくなったり」とメリットだらけ。
妻からはかなり高評価のようでまさに買ってよかった商品です。
ただ、使用頻度や圧力によって沈んでしまうことはありますので、沈みが気になる方は都度成形する必要があります。
私が購入した隙間パッドは20㎝幅(ホワイト)ですが、この他にも20㎝幅(グレー)と30㎝幅(ホワイト)があります。
30㎝幅に関しては洗濯カバーが付いていませんので、清潔を保ちたいという方は20㎝幅を検討してみてください。
20㎝幅(ホワイト)
20㎝幅(グレー)
30㎝幅(ホワイト)