書類などを束ねる時に使うホッチキス(英語表記はステープラー)。
今現在では針なしホッチキスなるものが普及しています。
そこで今回は様々なタイプがある針なしホッチキスを比較紹介していきます。
針なしホッチキスのメリット・デメリット
針なしホッチキスは使いやすいからこそ、デメリットも存在します。ここではそんなメリット・デメリットを理解していきましょう。
針なしホッチキスのメリット
一般的なホッチキスは針を使いますが、針なしホッチキスはその名の通り針を使いません。なので使用中に針がなくなったり、購入する心配がないので非常にエコです。
針が指に刺さったりするケガの心配もありませんので、お子さんにも安心して使わせることもできます。
書類を捨てる時に針を取り外す必要がないし、そのままシュレッダーにかけることができます。
針なしホッチキスのデメリット
中には穴をあけずに紙をとじる物もありますが、大概のものは穴が空いてしまいます。
さらに紙をとじれる枚数は少なく、とじた時の耐久性は針ありホッチキスに比べ弱いです。なので使用頻度が高い書類などに使用すると紙がバラけてしまうことがあります。
針なしホッチキスを比較
数ある商品からメーカーや使い勝手などを比較紹介していきます。
針なしステープラー ハリナックスプレス
コクヨの「針なしステープラー ハリナックスプレス」は紙を圧着してとじる針なしホッチキスです。
紙をギザギザ面で圧着させることによって凸凹面ができ、その凸凹面が上下で噛み合うことによって紙をとじることができます。
ペン先など硬い部分で凸凹面を潰すように擦れば、綺麗に剥がすこともできます。
針やクリップなので紙をとじると厚みが出てしまいますが、ハリナックスプレスを使えば厚みを最小限に留めることができます。
使い方は挟んでレバーを下げるだけの簡単操作です。
針なしホッチキスは穴が開いたりバラしづらかったりしますが、このハリナックスプレスはそのような不満をほぼ解決してくれる針なしホッチキスです。
針なしステープラー ハリナックス ハンディ 10枚とじ
コクヨの「針なしステープラー ハリナックス ハンディ10とじ」は折り込んでとじるタイプの針なしホッチキスです。
コクヨ独自の引っかかって抜けにくいとじ構造なので、紙がバラける心配もありません。
とじ構造を採用していることにより、紙を最大10枚とじることができます。ストラップ穴も開いているので使わないときは引っかけておくことができます。
今までのホッチキスの形状を覆したホッチキスですね。
針なしステープラー ハリナックス コンパクトアルファ
コクヨの「針なしステープラー ハリナックス コンパクトアルファ」は手のひらサイズの針なしホッチキスです。
旧型のものより約20%軽い力でとじることができます。さらにとじ穴位置確認窓が開閉式になり、紙くずや紙粉が取り出せるようになりました。
「握りとじ」、「親指押しとじ」の2WAYスタイルが可能です。
手のひらに収まるコンパクトサイズです。
お子様がいるご家庭でのホッチキスの使用では、針の誤飲やケガなどは心配ですよね。ハリナックス コンパクトアルファなら針を使わず安心です。
サイズも手のひらに収まるほどコンポクトなので小さなお子様の工作にも最適ですね。
サクリステッチャー HPS-5
マックスの「サクリステッチャー HPS-5」は持ちやすいハンディータイプの針なしホッチキスです。
握りやすい形状なので軽いとじ心地を実現でき、仕上がりも綺麗にとじることができます。
操作が疲れにくいので連続して使いたいときにはいいかもしれませんね。
針なしホッチキス ペーパークリンチ 6枚とじ
プラスの「針なしホッチキス ペーパークリンチ 6枚とじ」はコンパクトな針なしホッチキスです。ハンディタイプでありながら6枚とじを実現しました。
普通使いはもちろん、底面が平面になっているので置いて使うこともできます。
紙を差し込んだときにとじ位置が見えるので、文字などにとじ部分がかかるのを防げます。紙くずが中に入った場合は、カバーを開けば取り除くことができます。
紙の角でも辺でもとじることができるので用途によって使い分けることができます。
コンパクトでありながらもホッチキスとしての性能を果してくれるので、狭いデスク周りには最適かもしれません。
針なしは魅力的だが、耐久性に難あり
ホッチキスもここまで進化してきました。針が必要ないホッチキスはエコだし使い勝手も良くて便利ですよね。
ただ、とじる枚数が多くなると耐久性に関してはやはり針でとじた方が実用的です。
書類の枚数や使用頻度によって使い分けることができれば、ホッチキスのメリット・デメリットを補えことができるではないでしょうか。